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2010年03月25日

☆不登校・引きこもりを考える会☆

こんにちは。

首里の~まんじゅう桃原にある 

     よつばv ソーシャルハウスあごら よつばです。

あごらは 地域活動支援センターです。

活動の一つに
     「不登校・引きこもり考える会」があります。

今日は 実際に参加された方にコメントをお願いしてみました^^



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こんにちは、あいです。
私は「不登校・引きこもりを考える会」に出会って、二年ほどになります。
会では、私のような不登校経験者を始め、
そのご家族、関係者、関心があって話を聞きに来る人など、
                        様々な人が、参加しています。
 

「不登校・引きこもり」というと、みなさんにはどのようなイメージがあるでしょうか?
最近、社会問題になっていますね。
しかし、会に参加するようになって、私には、社会や学校から逃げている
というイメージを与えられがちなその問題が、
私を始め、一人一人によりよい社会のあり方を考えさせてくれる、契機になる気がしています。
 学歴やどんな仕事に就いてるかにとらわれることも多い私ですが、
会に参加して深く悩んでいる人たちと話をしていると、不思議と心が開かれていきます。

 自分だけが問題を抱えているのだと思っていた学生時代、
私は、周囲の優しさに気付くこともなく孤独を感じていました。
「なぜ、こんなふうに自分が苦しんでいるのに周りは自分のことを助けてくれないのか?」
心の葛藤は時として恐怖でした。
しかし、この会で変えられることのない過去を語るにつれ、
心通じる誰かの存在にほっとする。何かが変わっていくことを、誰かが認めてくれている。
あの頃の自分が逃げたかったのは、こんな、心温まる場所が、
きっと社会にはあって私はいつかそんな場に出会うとそんな夢を悩みの中で探していた気がします。
 遠い旅は息切れするかもしれません。


 ただ、会で知り合ったあるお母さんは、
小学校から不登校をしている自分のお子さんを
「私は、自分の子供の不登校を通して、
        とても大切な親としての学びを与えられている気がする」
                              そうおっしゃっていました。

自分の子供が苦しんでいるとき、親はそれ以上に苦しい思いをしているかもしれない。
でも、自分の子供はこんなに愛すべき人間なんだ、
そう胸を張って言えるお母さんを通して、私たちはその子の心から何かを学んでいる。
誰かが、自分のことを真剣に考え、話を聞いてくれるのはとてもすてきなこと。
人から、信頼されていると思えば、
社会のどんな人たちが何を言おうと、
        「この人は信じてくれる」そういう自信になる。

 自分が作った壁を、ぶつかって壊してくれる存在に出会えることを、
きっと、私たちは求めていると思うんです。恵みはそんなところにある木がするんです。
 会で出会った人たちの笑顔が、
長かった私の苦しみのみちのりが私自身に起こした、この人達に出会うための変化を生んでくれた気がしました。
私は、この会に出会えてとても良かったです。
 
皆さんも一度、のぞいてみて下さい。
私のように、何かをこの会から与えられる、そんな出会いがある気がします。




あいちゃん^^
ありがとうございましたふたば

「不登校・引きこもりを考える会」は
第3土曜日開催しています

参加は無料です

興味を持たれた方は ぜひお越し下さいりんご



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Posted by cafeあごら at 13:47│Comments(0)あごら活動
 
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